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アンケート 集計結果



 きょうされん加盟の作業所・施設に通所されている当事者・家族の方を対象にアンケートを行ない、予想以上にたくさんの切実な「声」を寄せてくださいました。ご協力ありがとうございました。寄せてくださった「声」を読むと、医療費の負担の重さや手続きの煩雑さなど具体的な切実さや怒りがすごく伝わってきました。今後もこのようなアンケートを行ない、当事者・家族の「悲痛な叫び」や、どのくらいの方が通院回数や施設利用回数などを制限しているかなどを情報収集し、展開していきたいと思います。ご協力をお願い致します。
1>障害者自立支援法が施行され、負担が増えましたか?

「はい」と答えた回答
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

「いいえ」と答えた回答
・・・・・・・・・・・・・・・・・・32

Q2>Q1で「はい」と答えた方に質問です。何に対する負担が増えましたか?

・医療費の負担が増えた 等

・通院の医療費をこれまで以上に取られるようになり、自分自身何故こんな二度 手間のようなことをするんだと疑問に思っている。

・デイケアの負担

・病院を利用する時。

・医療費がわずかに上がっている。むしろ手続きにかける労力が上がっているのが大きな負担。

・ヘルパー利用時間は少ないが、今まで無料で利用できたものが有料となり、わずかな負担が増えました。

・入所施設の利用料

・居宅介護の利用料、デイサービスの利用料、ショートステイの利用料。

・病院での支払いが増えました。

・ガイドヘルパー利用に負担が増えた。

・負担が増えた。

・活動ホームでの(デイサービス)日中活動を利用するのに負担が増えました。

・ヘルパーさんの利用負担増加。

・ガイドヘルパー、施設利用の時。

・医療費、通院の薬代。

・1りつふたんになって時間がふえたのはよかった。いっぱんのヘルパーさんを使えなくなり、グループホームの職員さんや仕事のパート職員さ んたちといくようになった。

・支援法の存在そのものが親の精神的負担を生じさせました。

Q3>Q1で「はい」と答えた方に質問です。負担が増えたことで何か変わりましたか?

・生活が少し苦しくなった。

・私だけのことではないはず。働く意欲がありながらそれが叶わず、いくら職を求めようとしても、障害者雇用となると企業側はなかなか受け入れないようにとなった気がする。

・デイケアを利用しなくなった。

・今のところ特に無いが将来的に不安。

・ほとんど変っていない。生活は全く変っていない。

・特にありませんが考えれば、外でのデイタイム・外食分がまかなえるのかなと。

・利用しているサービスは家で生活する為に必要なので減らす事はしていない。

・水道、電気、ガス等の節約。買い物は安売りのものを探す。

・今のところ家族で負担しています。

・節約した生活をするよう気をつけなければ、やりくりできなくなると思うので、安いものを買うようにしている。

・月に10回の活動ホームの利用を支援法以前はフルに活用させて頂いていました。最近は通所回数をつい減らしてしまいがちです。同じ回数の通所で利用料金は2倍になりました。

・預金の減少。

・現在は負担は親がはらっているので本人の負担はふえない。

・グループホームでホームヘルパーの時間が朝からよるになってセコムをして仕事が終わってからやるようになった。シーツや枕カバーを洗濯します。

Q4>支援法が始まり、施設、作業所、GHで何か変わりましたか?

「はい」と答えた回答
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いいえ」と答えた回答
・・・・・・・・・・・・・・・・・44
Q5>Q4で「はい」と答えた方に質問です。具体的に何が変わりましたか?

・交通費を出してもらえなくなった。

・施設に通い続けたくても、応益負担導入のせいでそれが出来ず、時々しか顔を 出さなかったり、知らないうちにやめてしまった人が続出している。現に今の 施設でも空席が目立つ日の方が増えたように思える。

・デイケア利用料が1割負担になった。

・ほぼ何もない。

・今現在、具体的な変化はありませんが今後、小規模授産施設は自立支援法に基 づいた施設に変るため不安を感じます。

・どのような施設になるのだろうか?

・補助金はどうなるのか?

・運営はどうなるのか? 等々

・土曜日出勤が増えた。

・グループホームで生活していて始めは一回一回入って入浴して流してためて使 用していたのを生活していくうちにみんなで相談してガス代がはらえなくな るので節約しましょうとなった。3人で上下入浴してから終わるようにした。
Q6>支援法の良いと思うところをお書き下さい。

・働く力がある人にとっては、生活保護に甘えないためにいいと思います。

・何もなし。もしあるならば日比谷公園から永田町までのデモには参加していない。

・精神障害者も法定雇用率に加わった事。

・むしろ他人が苦しんでいると思う。そして何よりも、申請がシビアになってしまっている。

・ありません。

今までより負担が増え、生活環境・状況が切迫してくることにより、ある意味、甘えが生じる事が少なくなり、就労へ向けて努力することに、カンフル剤になることもあるかもしれない。

・今まで知的障害のことを考えてくれないように思っていたがそうでないことが、 ずっと続くようにお願いします。

・支援法の内容を知らない。分からない。

・さいしょに中身を作ってから話してほしかった。

・本人の行きたい所や病院なんかにヘルパーさんがついて行ってくれるので良い と思います。

・今までにない悪法だと思う。

・なし(2人)

・自立を促進

・まだよくわかりません。

・なし。後々就労する事になった場合、支援が多くなるのではないかと期待して います。

・思いつきません。強いて言えば精神障害者も含まれた点。

・精神・知的・身体障害のある方への支援の輪が増えたのかなと思う。今まで施設 利用の人達が全く負担が無く、施設外利用の人の負担ばかりがあり、不公平だと 思っていたので、施設利用者の負担も出てくるのは年金ももらっているし、良 いのでは?ただしとりすぎないで欲しい。

・高次脳機能障害などの方もサービスが受けられるようになったこと。

・よくわからない

・よいところがあれば教えて下さい。

・利用者が必要な支援を本人又は保護者が選択できるところ。

・名ばかりの支援法に良いところはひとつもありません。

・僕たちの法律をあなたたちはこの法律を決めて僕らの差別的な法律を成立させて苦しみや心の傷はつうじますか!

Q7>支援法の悪いと思うところをお書き下さい。

・応益負担など障害者にとってつらいので、もっと障害者への負担を軽くしてほしいです。

・この法律は本当に障害者個人や利用施設などの現状などをじっくりと見てから決めたものだろうか。寝たきりのような動けない人から五体満足と一見見分けがつかない人まで、障害は1種類ではないはずだ。

・働く場所なのに利用料をとられたとこを良くしたいと思います。

・金銭面の負担が増えた。

・働く又はデイケアなどをするのにただでさえ低賃金でやっているのに、その為(働く)にお金を払うのは不条理だ。

・社会的弱者の障がいをもつ人達に対する思いやりが感じられません。

とにかく負担が増えることで、上記の6で書いた意見とは逆の方向に働き、精神状態が悪化するなどの悪影響が高まるのではないか。

・このままでいったらどんどん生活がまずしくなってしまうと思う。

・自殺者や生活困窮者がもうすでに出てきているらしく、施行以前より苦しくなっているところが増えている。

・周りを観ず、話を聞かず、自分達の考えだけを押し付けたやり方!

・お金がかかるので大変なことが私たちは困っています。

・障害者本人の思い、希望又それを支援する方々、家族の気持ちが吸い上げられていない。自立支援の名がおかしい。誰も幸せにならない法律。

・応益負担は重度障害者及びその家族を苦しめる事ばかり。

・応益負担

・年金しか収入がないので自己負担はなしにしてほしい。親も年金生活になっていくのに親に生活のすべてがかかっている。

・経済的に負担が多くなった事。

・はたらきに行っているのに利用料を払わなければいけないのはおかしいと思う。

・負担増

・机上の法律で実体が理解されていない。

・まだよくわかりません。

・応益負担は疑問。その前に障害者の収入が少しで増えるような社会を。

・障害者にとって全くよくなったところはないと思います。生活をしていくのに、 負担ばかりが多くなったと感じています。

・今までどおりの利用ができていますが、GHが法人化となれば負担が増えるようです。又、居宅介護を利用していますが。これも負担増につながるのではないかと不安に思っています。

・応益負担ばかりが取り上げられていますが、1番の問題は知的障害者が適正な調査とは思えない調査で区分を認定され、それにより利用できるサービスが決められてしまう事です。「障害者自身が望む生き方を自分で選ぶ事ができる」というのは全くあてはまらない法律です。

・制度がわかりにくい。もっとわかりやすくして下さい。具体的に障害者がどんな生活ぶりで負担がふえることで収入・支出がどうなるのか、きちんと調べてから勧めたのかが疑問。

・1割負担は負担が大きすぎて生活が苦しくなる。

・家族の収入をあて込んでの応益負担と称する自己負担。本人が必要としている サービスの質と量を無視した機械的な評価。

・受けたい支援が受けられない。ハンデを持った者が自由な選択で支援が受けら れない。

・申請や事業所、施設との契約など本人と保護者が手続きしなければならないので面倒です。

・従来の応能負担から応益負担になり、1割負担が当事者・保護者への多大な負担が出ていると思われます。従って経費を抑える為にサービスを遠慮をする人も出てくるでしょう。

・負担増加。

・すべて。働くほど負担が増えるという事はおかしい。

・本人の変わらない収入に対して増えが大きい。

・お金を障害者からとること。

・障害者は出来ないことを一人でやることはつらいと自分はおもう。でも逆にあなたたちはつらいという気持ちがわかりますか?

・自立はできなくなるでしょう。

Q8>最後に支援法に対し、何かありましたらお書き下さい。


・もう一度考えなおしてと思っています。


・法律施行の前に国会の連中が夜遊ぶ宴会などに使う金があるのなら、それをもっと福祉の方に回すべきだ。もとを正せば国民の税金なのだから。

・応益負担をなくしてほしい。

・以前の様に法律を戻して欲しい。

・障害者の申請をしてわずか1年も経たぬうちに制度が様変わりしており、大いにとまどっている

・支援法の改善を望みます。

・施行されてから、まだそれ程たっていないので何とも言えないが、将来的には見直していくべきだと思う。

・生活保護の最低の金額を下げないで下さい。

・支援法・・・?名は聞いた事があるが、具体的な内容を知らない人が多いのでは。広く知らすべき、簡単に常に知る事ができる様にすべき。

・この春、養護学校高等部卒業したばかりで今まで利用した事がありませんので良く分かりません。

・「本人たちが地域で豊かに暮らしていけるように・・・」と支援してきてくれた地域作業所の存在を認めてほしい。もっと現実を見て見直してもらいたいです。

・社会の底辺で自力で頑張って生活している人の身になって考えて欲しい。障害者にランク付けをすること自体おかしい。そのために家族が必死になる姿はとても望ましい状況ではないので、再考して欲しいです。

・親と同居ですので親の負担(介護)を考えると利用料の負担が増えても利用する(親の生活の犠牲を伴いますが)

・支援法にかかわらず、今の日本は医療、福祉関連等の国の負担を減らすため、国民の声はそっちのけで、改悪ばかりを繰り返しています。それは、まるで生産性や納税の少ない人は生きていなくて良いとでもいうように感じます。弱者の暮らしやすい社会が成熟した国だと思うのですが、もっともっと障がいのある人のおかれている実体にしっかり目を向けて欲しいです。

・勉強不足でよくわかりません。

・困っている事をもう一度考え直して欲しい。

・支援法自体、よく解りませんが、福祉関係の予算が削られている事は確かです。弱者に冷たい法として残念です。

・今は家族が仕事もし、一緒に住んで不便なく生活できていますが、将来の本人の仕事、介助の方法や内容 等々 すごく不安です。

・横浜市の3年間は今までの利用と変らないようにと助成して下さっていますが、3年後にはどのように負担が増えていくのか、居宅や移動介護等利用すればするほど負担が増えていくのではないかととても不安に思っています。

・更新の手続きを何度もしなければならないのでしょうか・・・。同じ書類を何枚も用意しなければならず、時間と紙の無駄のように思いますが・・・。

・人の行き方は様々です。区分で分けられるものではありません。そもそも、人をランク付けするような区分方法は人権を侵害しているとしか言い様がありません。金銭面、支援する側から作られた支援法は障害者の自由な生き方を阻害しています。

・障害は一人一人が違い一人一人が欲しいサービスが違うのに、きめ細やかな対応が出来ていない様に思います。もっと見直して欲しいです。

・やめてほしい。

・改悪になっていく感じ。

・ひたすらあきれております。

・程度区分といって障害者を区分(差別)している。個々人で受けたい支援は違うのに区分の壁が邪魔をする。

・将来どうなるのか不安になります。

・いまはふたんがないがこんごおかののふたんがふえるのがいやだ。

・評価をきめる為の質問事項が知的障害や精神障害の方にはあっていないのではないかと思う。介護保険の利用らしいが障害にあった質問事項にしてほしいと思います。

・財源不足の中で、福祉を充実するのは大変な事だと思います。当事者の負担が増えるのはある程度仕方がありません。少ない財源だかっらこそ本当に必要な人に必要な支援(財源)がまわってきてほしい。数値などが一人歩きしない様、利用者の意見や要望に耳を傾けてきめ細かい対応を望みます。

・支援法の使い方があまりよくわからない。まだつかっていない。

・廃止してほしい

・支援法という法を作るのなら、国がそれに向けての受け皿をしっかりと整えてから唱えてほしい。

・無理やり急ぎ足に決められた支援法に思われはじめから見直してほしい。GH、施設等に入っている人は負担が増え、生活が成り立たない。

・もっとサービスしてください。お金のりょうをふやさないでください。

・グループホームの生活もしてみたらいいでしょう。逆に考えて反対に立場を議員さんが障害者の仕事をやって体験して、僕達が議員さんの生活をするようにして・・・。

・慣れてしまうことなく連帯して意志を持続し続けなくてはと思います。

Q9>Tomoかなに載せて欲しい事、取り上げて欲しい項目がありましたらお書き下さい。


・高齢者や障害者を家畜の牛や馬と混同しない、いやさせないようにするために
は何をするべきか?

・障がい者の仕事ぶり、生活、収入など

・障害があっても一人の社会人として税金を払える収入が得られる社会。その為にはどんな支援が必要かを提案できませんか?国が作る法律に振り回され、それに対して反対を唱えるのではなく、自分達からこういう法律が望ましいというものを出していきたいものです。

・障害者の自立ってなんだろうか?それに必要な支援って?具体的な例をあげて皆でもう一度考えよう!

・恋愛のことを取り上げてほしい。議員さんの生活を取り上げてほしい。





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